2016年11月21日月曜日

マッシュくん


10日にドンちゃんを見送ったばかりだというのに、19日には、マッシュくんが亡くなりました。
ドンちゃんと同じ、13歳でした。

 2010年5月
 
未去勢のオスどうしということで、玄がマッシュと遊べたのは1歳まで。
その後は顔を合わせれば大ゲンカで、必ず流血沙汰になるため、決していっしょにすることはできませんでした。
 
 
 
 
最盛期、カモ猟犬としての働きぶりは目を見張るものがあり、村のハンターたちも、マッシュと猟に行くのが楽しくて、カモ出猟の回数が増えたほどでした。
 
 
長らく、サンファーム・カモ猟チームの大エースでした。
KJによる調教が見事に成功したマッシュくん。KJにとっては特別な犬でした。
 
 
 
カモ猟以外の時も、水が大大大好きで、大きな体を折り曲げるようにして、小さなタライのプールに器用におさまって、気持ち良さそうにしていました。
 

 
もちろん、畑が大好きでした。
移動中はトラックの荷台につながれて、とても上手に乗っていました。
 
 
ドンちゃんとは同い年で、小さい時からいっしょに育ったこともあり、本当に良く遊びました。
 
 
両者泥んこになって息が上がるまで、畑を走りました。
 
 
この頃、ドンちゃんは、マッシュと玄の両方に付き合わなくてはならないので、毎日のように畑通い。大忙しでした。

 
マッシュは体が大きいので、走りにも迫力があります。
 
 
長くて重たい、マルチの芯も、難なくくわえて運びました。
 
 
どうしてか、シニア世代になってから、絨毯を食べてしまって開腹手術を受けるという、ビックリするような事件もありましたが、それ以外は病気らしい病気もせず、フラットらしい陽気で人懐こい性格が、多くの人に愛されました。

 
KJが自ら犬の繁殖を志すようになったのは、マッシュくんの優れた猟能を、次世代につなぎたいと切望したことが始まりです。
 
 
幸い、フラットコーテッドレトリーバーを愛する多くの人たちとの出会いに恵まれ、繁殖の相手(ジルさん)を見つけることができ、そして、5匹の子犬が産まれました。
 
 

2010年12月

子犬(レヴくん)はすくすくと育ち、マッシュの後を引き継ぎました。
畑でも、泳ぎでも。そして、(残念ながら)玄との本気の喧嘩も・・・。
 
 

親子で何度もカモ猟をしました。
 
 
 
マッシュに比べると少々線が細くて、最初は物足りない部分も多々あったレヴですが、ドン、マッシュ世代の高齢化に伴い、立派にエースを務めるようになりました。
 
 
次第に白髪が増えて、目も見えなくなっていたマッシュくんだけれど、ドンと違って闘病をしていたわけでもありませんでした。
 
2016年9月
 
フラットの13歳は十分な長寿ではあります。
しかし、最近、下痢がつづいていたとはいえ、あまりに急な不幸、喪失でした。

2016年9月
 
マッシュくんは、大好きだったサクランボの木の下の、一郎(玄とふぅちゃんとの間の長男)と、ドンとの間に葬りました。
 
 

息子のレヴが見守ります。
何としたことか、わずか10日間の間にKJはドン、マッシュを立て続けに失い、カモ猟チームはレヴ独りぼっちになってしまいました・・・。

 
玄と米(ヨネ)も神妙な顔つきで見送りました。
つらい別れがつづきました。しかしこの子(ヨネ)の存在に、私たちは救われています。

 
マッシュくん、奥さんのジルと、仲間であり友だちのドンが先に行って待っているから、きっと寂しくはないよね。
これからは天上から、レヴくんと私たちを見守ってください。

 
どうぞ、安らかに。
 
 

 
 

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