2016年11月13日日曜日

ドンちゃん


厳しい冬の入り口に、ブラウンズの兄貴分だった、ドンちゃんが亡くなりました。13歳でした。

 
ドンちゃんは、玄が喧嘩しないで遊ぶことのできた、唯一の、未去勢男子でした。

 
玄はほんのチビすけの時から、ドンちゃんのことが大好きでした。
 
 
陽気でにぎやかな黒犬たちの陰に隠れて、いつも目立たないドンちゃんでしたが、れっきとしたカモ猟犬でしたよ。KJが初めて育てた猟犬でした。
 
 
実はけっこうサボリ上手だったという噂もありますが、KJの命令に従い、他の犬が嫌う凍りかけた池にもためらわずに飛び込んで行くような、純朴なところもありました。

 
怒るということを知らない、やさしいワンコだったので、大人になっても玄が、安心して遊ぶことができました。
 

 
それに、とても付き合いが良いので、玄の誘いに乗って、2匹連れ立って脱走したこともあったっけ・・・今となっては、良い思い出です。

 
水と畑が大好きでした。
 
 
去年の冬に大病をして、その後はもう二度と、泳ぐことも畑を走ることもありませんでしたが、難しいのではないかと言われた暑い夏を乗り切り、1年後の冬の入り口に、静かに亡くなりました。
 
 
犬の行く天国に、湖や畑はあるのでしょうか。
ドンちゃんはたぶん、そこでのんびり泳いだり、まったりとくつろいでいてくれるように思います。
 
 
ドンちゃん、長い間、本当にお疲れ様でした。
どうぞゆっくりお休みください。合掌。
 
 
 


 
 
 
 
 
 
 

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