2018年6月20日水曜日

牧羊犬を見に。


先日、池田町に行って来ました。

 
と言っても、KJの誕生日に十勝のソウルフード、バナナ饅頭と、希少な褐毛和種(あか牛)のブランド、いけだ牛ステーキを食べることだけが目的だったのではありません。(もちろんとっても美味しかったです)
 
 
長年、一度は見てみたかった、シープドッグショー~牧羊犬が羊飼いの合図に従い、羊の群れを追って移動させ、目的の場所まで誘導する~を見に行ってきました。
 
 
牧羊犬の品種はボーダーコリー。池田町・ボーヤファームでは羊を多数飼育し、羊肉の販売の他、ボーダーコリーの調教・繁殖・子犬の販売(予約制)も行っています。

 
犬への合図は、羊飼いの声か笛で行われ、4匹の犬のそれぞれに対して別々に、「右へ」「左へ」「前へ」「伏せ(止まれ)」の4種類を意味する合図があります。

 
従って、羊飼いは4匹の犬を同時に使い、それぞれに別々の動きをさせることができます。
 
 
右手の丘の上まで群れを追い上げ、その周りをぐるぐる回りながら、群れを方向転換させて、丘から追い下ろして来ました。

 
今度は遠くに見える白いゲートの間を通過させ、またその先で方向転換させて、出発地点に戻って来ました。

見ていると、4匹の犬が役割分担をし、群れを後ろから追う犬、左右からはさんで羊が散らばらないようガードする犬、群れの前に先回りして羊が走るのを止める犬に分かれているようにも見えます。

 
実は私たちの一番の関心事は、この牧羊犬たちをシカ猟に使えないだろうか?ということだったので、羊飼い役を務めていらっしゃる、ボーヤファームの安西さんに質問してみました。
 
 
お答えとしては、そうした発想は、安西さんたち自身にもあって、何年か前に近隣の猟友会といっしょにシカ猟に使ってみたことがあるそうですが、シカが逃げるスピードが速すぎて牧羊犬が追いつけないこと、また、シカは羊の群れのようにいつまでもかたまっておらず、逃げる時は散り散りになってしまうことなどから、うまくいかなかったとのことでした。
 
 
それでも、何度か挑戦して1頭だけはとったそうですよ。
私たちが柴犬をシカ猟に使っていると話すと、とても驚いていました。
 

そんなわけで、どうやら牧羊犬をシカ猟に使うのは無理と分かりましたが、羊を追う姿は見ていて感心する働きぶりで、玄などは前の席まで身を乗り出して、多笑(タワラ)も最前列からかぶりつきでその動きを凝視していました。
 
 
なぜか、米(ヨネ)は怖がってKJに抱っこされていましたが・・・。
 
 
さらに、この犬たちが追うのは羊だけではありません。
これは羊相手よりもスゴイと思ったのですが、縦に並んだ3匹の犬+1ぬいぐるみをコーンに見立てて、その間をぬうように1匹の犬がアヒルたちを追ってスラローム、そして最後に4匹の犬が4方向からアヒルを囲んで集合させます。
 
 
注)音がします
 
アヒルが至近距離を通過するので、コーン役の犬も敏感に反応して体の向きをクルックルッと変えていますね。いやあ、うちの犬たちだったら、まず絶対にアヒルに噛みつきますね。しかし、ここの犬たちは、ショー会場を出てノーリードでいる時に、玄たちが近づいても真横を通っても、じっとしていることができました。


羊相手にしろ、アヒル相手にしろ、牧羊犬の技の魅力は、獲物を追って全力で走りたい本能の発揮と、しかし好き勝手ではなく羊飼いの指示に従って動き、絶対に獲物に襲いかかったり噛みついたりはしないという厳しい調教の成果。犬にとっては心理的に矛盾するはずの行動が、人間との共働でみごとに実現できていることにあると感じました。


家庭犬のお出かけや散歩のように楽しいかは分かりませんが、牧羊犬たちは、羊飼いと羊、そしてアヒルにとても良く集中して、役割を果たしているように見えました。人間と働くことが、犬にとっても充実した時間であることは間違いないように思えました。
タワラもKJと毎日の訓練がんばって、 秋にはしっかり働こうね。
 
 
犬生いろいろ。
とても勉強になった、シープドッグショー見学ツアーの最後は、こちらもかねてから一度は行きたかった紫竹ガーデンに立ち寄りました。残念ながら、雨の中でしたが。
 
 
咲き乱れる花の色々・・・。
にしても、先ほどとは別犬のような玄の表情(笑) 犬も男子は、花には無関心なのかもしれませんね。

 
さて、牧羊犬を見習ったわけではないでしょうが、玄とヨネのお仕事のほうも順調です。
アスパラはもう終わってしまいましたが、まきつけ等、早朝からKJの畑仕事に同行し、夕方は有害駆除に同行と、疲れもたまっているはずなのですが、やっぱり笑顔です。
 
 
羊蹄の働く犬たち、今日もがんばって行きますよ~!

 
畑での様子などは、KJのインスタグラムもご覧ください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2018年6月12日火曜日

TAWARA FUN RUN


先日、ニセコの小雪さんランで、ランデビューを果たしたばかりの多笑(タワラ)さん。
今は毎週通って、犬社会の遊び方を勉強中です。

 
一犬っ子なので、ふだんは遊び相手もいないタワラさん。
ここに来ると、夏萌(ナツメ)姉さんとの追いかけっこが楽しくて仕方がないのはもちろんのこと。
 
 
(無論、ナッツのスピードには全く追いつけません・・・今のところは)


ボール遊びというか、取り合いも楽しい。

 
 
(姉さん、エライことに最後はボールをゆずってくれます・・・今のところは)

 
当然、ワンプロも大好き。

 
(これまた優しいナッツ姉さん、わざと下になって負けたふりをしてくれます・・・今のところは(笑))

 
そして、ボッコ(木の枝)の引っ張り合いも。

 
こうして果てしなく続く、姉妹の遊び。
ナッツのお姉さんぶりも、タワラのやんちゃぶりも、人間たちは何時間見ていても飽きません。


水入りで休憩中も、ナッツのそばを離れないタワラ。

 
2犬で何を話しているのかなあ。

 
いつまでもこうして、姉妹仲良く遊んでほしいなあ。
 
 
子犬のエネルギーは無尽蔵で、さすがのナッツも疲れることがあると思うけど、どうぞこれからもご指導よろしくお願い申し上げます!







2018年5月29日火曜日

命名~込めた思い


良く晴れた春の日、雄大な姿をくっきりと現した羊蹄山の前にたたずむのは。


そう、タワラちゃんです。

 
ワクチンも終わり、初めての原っぱが楽しくて仕方がありません。

 
満面の笑顔。

 
ここまで色々の経緯があって、留寿都に来た子。
この子の生涯が、笑顔に満ちたものになってほしくて、”多笑(タワラ)”と名付けました。
 
 
この子がいつも笑顔でいられるように、飼い主の責任は重大です。
1頭の犬の生涯に責任を持つということの重たさに、改めて身の引き締まる思いがします。
 
 
タワラ、これから長いことお世話させていただきますが、どうぞよろしくね。
羊蹄乃多笑。夢はでっかくチャンピオンです!



 
 

 

2018年4月25日水曜日

あの街に あの家に♪


ご報告が遅くなってしまいましたが、全国展から帰って来た後、年末の突貫工事で新築しました。

 
壁にはしっかり断熱材も入れて、四畳半の広さです。隣に見えるのが、かつてラブラドールのドンちゃんが使っていた犬小屋ですから、今回の犬舎の大きさが分かるでしょう。

 
ちょうどベランダから見える(睨む)位置、高さです。
 
 
12月に落成し、早速、住ワンが入居しました。
 
 
新しい家に住むこととなったのは、この特徴的な体形から分かるでしょうか?
 
 
ボンキュッキュ、は。そう、時女(トキメ)さんです。米(ヨネ)たちのお母さんが、約1年半ぶりに帰って来ました。
 
2016年7月 小雪ランにて
(写真提供 小雪母さん)
 
6歳になったトキメさん。産子数も減り、自分より娘たちのほうが繁殖犬として活躍するようにもなって、そろそろ出身犬舎を卒業ということで、妊娠中のところを貰い受け、真冬の2月に留寿都で1匹だけ、メスの子犬を産みました。
 
 
この子がヨネの妹、タワラちゃんです。(父親は違いますが、母親が同じ。米の下なので、姉妹合わせてコメダワラとしました。)
 
 
玄と交配した時から、いずれはトキメさんを引き取って、留寿都で過ごさせてあげたい。野山で自由に鳥を追いかけさせてあげたいと思っていたことが、かないました。 
この街に。この家に。帰って来たトキメさん。おかえりなさい!

 
今はまだ、タワラの世話にかかりっきりですが、畑が始まり野山に緑がもどれば思いっ切り走らせてあげたいと思います。
 
 
というわけで、父・福昇竜×母・トキメ。2月15日生まれの女子、タワラちゃん、現在すくすく成長中です。以後、どうぞよろしくお見知りおきください。
 
 
タワラの成長ぶりは、KJのインスタグラムでもご覧いただけます。
 
 
なかなか良い面構えでしょう?
名ハンターか、名牝か。この子の将来や、いかに。
 
 
"so sweet, so happy, my heart belongs to my house
m m m m m m… oh, my lobe in the house " (積水ハウスの歌 一倉宏)