旅行記の途中ですが、ちょっと脱線して。
KJと玄村長が、清水の舞台から飛び降りるつもりで、買い物に行って来ました。
出発進行~。
買うべきか、買わざるべきか、もう何年も迷い続けてきたもの。
と言っても、高級外車ではありませんよ。
超大型トラクターでもありません。
それは、チョー小さ~い古~いトラクター。
乗って行ったトラックが大きすぎて、積むのに一苦労したという。
走っている間に落ちるのではないかと、後ろを見て心配する玄ちゃん。
大丈夫。
それに改めて積んだところを眺めてみると、なかなか良いトラクターではありませんか。
帰って来た時にはもうとっぷり日も暮れていましたが、無事、着地。
通常はこういう段差を利用してトラクターを走らせ積み下ろしします。
翌朝。
KJが今回、プライベート菜園用に購入したのは、クボタの名車、「ブルトラ B6001」です。
ブル(bull)はオス牛。
ブルトラの名前には、「牛のように働く」という意味の他に、スゴイ、の意味もあったようです。
「スッゲー」トラクターだと。
トラクター(耕運機)が発明される前、農機具を引いていたのは、牛や馬です(牛耕、馬耕)。
ですから、昔の人が、田畑をさっそうと力強く走るトラクターに、牛の姿を重ねて見たとしても不思議はありません。
ブルトラが最も活躍したのは1970年代のようですが、当時、この超小型四輪駆動トラクターは、ぬかるみに強い、登坂力やけん引力にも優れているということで、発売直後から引っ張りだこのヒット商品だったとあります。
どれぐらい小さいかというと、ブルトラは12馬力。
現在、北海道の大規模農家では90馬力超のトラクターが珍しくありません。
ゆえに、40年たった今でも、骨董品ではなく現役です。そこがスゴイ。
まさに昭和の名機!
始動時には予熱が必要
不思議な6速ミッション
KJ、さっそく家の裏で試運転。嬉しそうです。
プライベート菜園にトラクターは贅沢でないかとずいぶん悩みましたが、これで作業効率もグンと上がり、野菜の品質向上も間違いありません。なんてったって、「スッゲー」トラクターです。
後ろはマッシュ12歳、ドン13歳。
これぞ、「古いがポンコツではない。」(ターミネーター:新起動/ジェニシス)
KJと玄に、また良い相棒ができました!
名前はシュワちゃんかな(笑)
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