閑話休題。阿寒の朝です。
留寿都猟友会の冬場のシカ猟は、白糠遠征がメインですので、阿寒湖温泉に泊まることは珍しくありません。
でも、シカ猟で泊まるときは真冬だし、既に暗くなってからの到着だし、着いたらたらふく食べて飲んで寝るだけなので、観光はしません。
そんなわけで、非常に新鮮な気持ちで、朝ごはん前に湖畔を朝さんぽしました。
前日に引き続き、KJもいっしょです。(珍しい!)
写真をクリックすると拡大します。以下同じ。
朝から勉強してます。
もちろん、木そのものもやられないよう、保護してあります。
(観光で来ていても、シカのことが気になるあたりが、ハンターのサガですね。)
で、ボッケ。冬の阿寒にはもう10年近く毎年来ていますが、初ボッケです。
ガスや水蒸気が暑い泥とともに噴き出している泥火山。
寝起きのスタイルでスミマセン・・・
ガスのニオイをクンクン嗅ぐのは体に悪いと思いますが。
写真では伝わりにくいですが、名前の通りグツグツと煮え立っていて、周囲の砂浜も、触ればやけどするほど熱く、ちょっと恐ろしいような感じでした。
阿寒湖。
海ではフルエル玄ちゃんも、湖は平気です。水嫌いなので入ることはありませんが。
なんだか懐かしくないですか?マリモの唄です。
足湯もちょこっと楽しんで。
宿にもどって朝ごはんをいただいたら出発です。
なんか、家で食べるご飯と変わらないね(苦笑)
でもちゃんと温泉だし、古くて質素だけど、人・犬ともに気楽に過ごせる宿ではありました。
この日もまた別の北海道遺産を目指しますが、途中、これは天然記念物に寄ります。
いつの間にかすっかり、ヘリテージ・ツアーですね。
湯の滝まで1.4キロメートル。
今回のツアーでは唯一フリーにできたところです。山に来るとやっぱり嬉しそう!
両脇が背の高い木で薄暗いような、狭い林道をややしばらく歩き、いきなり視界がパッと開いて一気に明るくなると、その正面が湯の滝でした。非常にドラマチックな登場。
玄も見とれています。
緑、緑、緑の中で、静かに流れ落ちる滝の美しかったこと!
そしてこの湯の滝が、「微生物の作用でマンガン酸化物が沈殿をつづけており、陸上で観察できる最大のマンガン酸化物生成場所」として、世界的にも注目されているという、天然記念物です。
他に誰もいなくて貸し切りでしたので、ボール投げをしたり昆虫観察などもして遊びました。
たどり着くまでけっこう歩くけど、キレイですがすがしくて、良いところだったなあ。オススメです。
ところで、青い池というと、最近は美瑛が圧倒的に有名ですが、ここ、オンネトーは、季節や天候、見る角度によって、澄んだ青、エメラルドグリーン、ダークブルーなど色が 変わることから、別名<五色沼>と呼ばれています。
この日は、行きは曇天下でダークブルーでしたが、湯の滝散策を終えた帰りには日差しも出て、見事なエメラルドグリーンを見ることができました。
つづく・・・
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