2019年11月28日木曜日

子犬たちの巣立ちが完了しました。


明日はいよいよ次男くんの巣立ち、という日に、家族で洞爺湖畔まで出かけました。


冬とは思えない暖かな日に、冬になって人っ子一人いない洞爺湖畔で家族3犬。
タワチョン母さん(羊蹄乃多笑号)と長女さん、次男くん、思いっきり走ったり。



取っ組み合ったり。



探検したり。



まったりしたり。



おやつの取りあいをしたり、仲良く並んで水を飲んだり。



このふるさとの匂い、景色、兄弟姉妹のこと、母のこと。
心のどこかで覚えていてくれたら、うれしいなあ。




男の子らしく勇敢で、そして優しい次男くん。きっと幸せになってね。
新しいご家族のみなさん、どうぞよろしくお願いいたします。


これにて、多笑(タワラ)号の子犬たちの巣立ちはすべて完了いたしました。
みんな元気で!いつまでも幸せにね!












2019年11月24日日曜日

日本犬保存会 令和元年度全国展覧会


岡山県で開催された、全国展覧会を見学に行ってきました。
開会前に談笑される、岸会長(衆議)と地元美作市の市長さん、地元選出国会議員の先生。


今年の全国展には全国各地から、春・秋の各支部展、連合展で上位となった柴犬497頭、紀州犬78頭、四国犬103頭など、計684頭が出陳。


審査員、副審査員だけでも30人を超えます。その規模に圧倒されます。


審査は、広い会場を小分割してリングをいくつも設け、小型、中型のオス・メスそれぞれ若1~成犬までの各クラスの審査が同時進行で行われます。午前中に個体審査、午後から比較審査の流れは支部展と同じです。


同時に何か所も見ることはできないので、各地の完成犬など特に名犬がそろい、全国展の中でも一番の花形と言われる、小型・雄・成犬A班の審査を見学しました。午前中の1審、個体審査時の「葵の紅丸」号です。


「誠和ノ紅聖」号。山形の名犬、「誠和桂龍王」号の全兄になります。


一昨年の準最高賞受賞からさらに上位を目指す、「純犬の福龍」号。


審査を待つ、青森の「黒玉嵐」号。東北各県の展覧会でおなじみです。


北海道の、「徹丸」号。留寿都まで遊びに来てくれたこともあります。


お隣のリング、成犬B班から、「緑王錦」号。全国店でぜひ、拝見したかった有名犬です。


午後の2審、比較審査です。まさに名犬たちのそろい踏みで、見ごたえがありました。




大きな輪になって並んだ49頭の中から、成犬賞入賞5頭の候補となる第1グループが中央に呼び出され、さらに審査はつづきます。


この日のために、雨の日も風の日も365日間、厳しいトレーニングをつづけてきました。1年間の総決算。誰もが気合が入ります。


結審しました。並びです。向かって左から、小型・雄・成犬A班の入賞犬(成犬賞)、1席「純犬の福龍」号、2席「月光丸」号、3席「山竜」号。写真はありませんが、4席「紅将乃力」号、5席「誠和ノ紅聖」号でした。おめでとうございます。


続々と、各グループの審査が結審、席次が決定し、アナウンスされ、張り出されていきます。
(各グループの成績については、日本犬保存会HPでご確認ください。)


そして、2審が終われば3審として、小型(柴犬)・雄・成犬の各グループ1席どうしを比較して、小型(柴犬)・雄の最高賞を決め、同様に小型(柴犬)・雌の最高賞、中型・紀州犬の最高賞、中型・四国犬の最高賞を決めます。

小型(柴犬)・雄の最高賞は、「純犬の福龍」号と「達磨の秀将」号とで争われました。3審はリングの小分割を取り外し、特設の大リングを設けて行われます。
小型(柴犬)・雄の最高賞は、「純犬の福龍」号でした。おめでとうございます。

「純犬の福龍」号

「達磨の秀将」号

そして、いよいよ最後の4審です。柴犬・雄のトップ、柴犬・雌のトップ、紀州犬のトップ、四国犬のトップの4頭で、その年の日本犬の頂点となる、外務大臣賞を争います。
(掲示板を見ている間にリング正面の位置には空きがなくなり、後ろからの撮影になりました・・・)


今年、684頭の日本犬の頂点に立つのは柴犬か?

向かって左 柴雌「芦田の紅桜」号、右 柴雄「純犬の福龍」号

それとも紀州犬か?はたまた四国犬か?

向かって左 紀州「古道ノ白竜」号、右 四国「樹海秋」号

外部委員も含め12名の審査員による囲み審査、歩様審査が行われ、最終的には審査長も含めた投票により決します。



「純犬の福龍」号は、かねてからネット上で拝見していて、全国展でぜひ会ってみたかった犬。そして「芦田の紅桜」号は、なんと我が北海道支部の、支部長さんの犬!応援にも力が入りました。

「純犬の福龍」号 歩様審査

「芦田の紅桜」号 歩様審査

そして、今回見事に日本犬のトップ、外務大臣賞を射止めたのは、北海道支部長・加藤英敏さん所有の、柴犬・雌「芦田の紅桜」号でした。本当に本当に、おめでとうございます。この子の父親は、この記事の5枚めに写真を掲載しました「葵の紅丸」号です。


紀州犬の「古道ノ白竜」号と柴犬・雄の「純犬の福龍」号が、2位・3位となる文部科学大臣賞、四国犬の「樹海秋」号が4位となる環境大臣賞でした。おめでとうございます。

結審後はあっという間にカメラを持った人だかりができていました。外国から見学の方も多かったです。


天然記念物でもある日本犬は、日本文化の保存と発信の重要な役割を担っていると実感させられる瞬間です。


今回、日本犬のトップを北海道からの出陳犬がとったという大きな喜びとともに、全国展覧会の花形である、小型・雄・成犬A班の審査員を、北海道の審査員が務めたというドラマもありました。加我先生、お疲れ様でした。

本当に、北海道勢の私たちにとって、見どころと感動たっぷりの全国展でした。

展覧会の様子は、ブログ「姫柴な毎日」などで詳細に報告されています。ご関心のある方は、ぜひ、検索してご覧ください。

「純犬の福龍」号の審査に当たる 北海道・加我達也審査員

外務大臣賞・日本犬保存会賞・最高賞 北海道・「芦田の紅桜」号
紅桜号の大臣賞受賞の記事は、北海道新聞HPでもご覧いただけます。

オマケ・・・展覧会の旅はいつも時間的に余裕が無く、今回も例外ではありませんでしたが、高速道路のサービスエリアと大阪伊丹空港での一コマ。
 















2019年11月3日日曜日

日本犬保存会 令和元年秋季東北連合展覧会


10月の末、紅葉の秋田まで、日本犬保存会東北連合展覧会に見学メインで行ってきました。


函館から津軽海峡フェリーで。子犬たちには初の長旅、道中、吐いたりおもらししたりとなかなか大変でした(涙)が、なんとか無事に到着しました。




子犬たち、頑張りました。



頑張りましたよ。どちらもしっかり、幼稚犬賞をいただいて参りました。



展覧会のメインは、何といってもオスの本部賞争いです。
今回も見ごたえがありました。

奥の3頭がオス壮犬、手前の3頭がオス成犬

右から壮犬1席胡香の若藤、2席紋次郎、3席犬誠州錦

左から成犬1席赤根龍斗丸、2席紅豊、3席凰の福太郎

本部賞は、壮犬と成犬のそれぞれ1席(中央の2頭)でした。
おめでとうございます!

左:胡香の若藤、右:赤根龍斗丸

羊蹄柴道場としても、今回の幼稚犬賞を励みに、春に向けてまた頑張りましょう!
11月17日には全国展を見学に岡山まで行って参ります。



オマケ・・・
毎回、立ち寄らせていただく、東北道・津軽SAの自虐?広告(笑)
今の時期には無料でリンゴ狩りができますから、みなさまも是非!良いところです。