2016年3月14日月曜日

2016ラスト白糠


本来、3月になるともうシカが痩せてしまうので、あまり猟に行くことはありません。
ですが、今年の冬は雪が少なくて、3月になってようやく白糠も積雪が50センチに届きました。


こうなると、黙ってはいられないのがハンターたち。
今年は不猟でしたが、今度こそはと真夜中の道東道をひた走って一路、白糠へ。


夜明けの空に消え残った月が、遠来の客を歓迎してくれました。が。


ガ~ン・・・猟場には先客、雪上車のキャタピラー跡が・・・


しかも、思ったほどには雪がありませんでした。
(道東道の途中から、アメダスはおかしいのではないか、と疑問の声が。)


それでも向こう斜面にシカの姿を発見して。


KJが撃ち。

当たったかな?(●>_<●)
  

当たってたー!(≧▽≦)ノ


急いで回収しましょう。


この日もKJ父子と玄で3頭仕留めたそうです。 


快晴の白糠は、歩いていても本当に気持ちが良くて。


猟場からは海を一望にすることもできます。
留寿都チームが遠く白糠まで行くのは、もちろんシカがたくさんいるからではありますが、他にはなかなか無い、歩いて気持ちの良い山だということも大きい気がします。


玄も、嗅いだり。


見たり。


木化けしたり。(シカが木の間に体を隠すことを、木化けすると言います。)


なぜか、海を眺めてお姉座りをしてみたり(笑)
今季最後の白糠を楽しんでいました。

 
走る走る。



さあもう、今季の白糠に別れを告げて帰りましょう。



帰る車の中での爆睡シーンはすでにおなじみになりましたが。



今回は、帰り道でシカたちからのお見送りも受けました。
背後に建物が見えると思いますが、もちろんここは禁猟区です。


撃たれないと分かっている場所では、シカたちは車が近づいても逃げようともしません。
そんな都会のシカ問題は、今後、農村地域以上に深刻化するかもしれません。


こうして、今季の白糠遠征も終了しました。
4月の駆除シーズン到来まで、ハンターたちには束の間の休息です。

鼻先にシカ肉を置いても微動だにしない、帰宅直後の玄ちゃん

いよいよ、春近し。
サンファームでは、既にプレ春の農作業(雪下ニンジン掘り)がスタートしています。




2 件のコメント:

  1. 小雪かあちゃん2016年3月14日 21:14

    お疲れ様でした。
    駆除シーズンまでどうぞゆっくりお休みください。

    先日届いたトドックのカタログに
    ニンジン宣伝するオヤジさんが…
    わろた(≧∇≦)!!!

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    1. ハイ。ゆっくり・・・するはずが、今は毎週末、来猟期のための偵察です(笑)
      雪下ニンジン、最強のセールスマン・オヤジともどもご贔屓に。

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