本来、3月になるともうシカが痩せてしまうので、あまり猟に行くことはありません。
ですが、今年の冬は雪が少なくて、3月になってようやく白糠も積雪が50センチに届きました。
こうなると、黙ってはいられないのがハンターたち。
今年は不猟でしたが、今度こそはと真夜中の道東道をひた走って一路、白糠へ。
夜明けの空に消え残った月が、遠来の客を歓迎してくれました。が。
ガ~ン・・・猟場には先客、雪上車のキャタピラー跡が・・・
しかも、思ったほどには雪がありませんでした。
(道東道の途中から、アメダスはおかしいのではないか、と疑問の声が。)
それでも向こう斜面にシカの姿を発見して。
KJが撃ち。
当たったかな?(●>_<●)
当たってたー!(≧▽≦)ノ
急いで回収しましょう。
この日もKJ父子と玄で3頭仕留めたそうです。
快晴の白糠は、歩いていても本当に気持ちが良くて。
猟場からは海を一望にすることもできます。
留寿都チームが遠く白糠まで行くのは、もちろんシカがたくさんいるからではありますが、他にはなかなか無い、歩いて気持ちの良い山だということも大きい気がします。
玄も、嗅いだり。
見たり。
木化けしたり。(シカが木の間に体を隠すことを、木化けすると言います。)
なぜか、海を眺めてお姉座りをしてみたり(笑)
今季最後の白糠を楽しんでいました。
走る走る。
さあもう、今季の白糠に別れを告げて帰りましょう。
帰る車の中での爆睡シーンはすでにおなじみになりましたが。
今回は、帰り道でシカたちからのお見送りも受けました。
背後に建物が見えると思いますが、もちろんここは禁猟区です。
撃たれないと分かっている場所では、シカたちは車が近づいても逃げようともしません。
そんな都会のシカ問題は、今後、農村地域以上に深刻化するかもしれません。
こうして、今季の白糠遠征も終了しました。
4月の駆除シーズン到来まで、ハンターたちには束の間の休息です。
鼻先にシカ肉を置いても微動だにしない、帰宅直後の玄ちゃん
いよいよ、春近し。
サンファームでは、既にプレ春の農作業(雪下ニンジン掘り)がスタートしています。
お疲れ様でした。
返信削除駆除シーズンまでどうぞゆっくりお休みください。
先日届いたトドックのカタログに
ニンジン宣伝するオヤジさんが…
わろた(≧∇≦)!!!
ハイ。ゆっくり・・・するはずが、今は毎週末、来猟期のための偵察です(笑)
削除雪下ニンジン、最強のセールスマン・オヤジともどもご贔屓に。