2015年10月22日木曜日

ツメアト


大好きな真狩川河川敷の公園ですが、何やら様子がおかしいです。

 
ああ・・・、木が倒れていますね・・・

 
どうしてか、あまり報道もされていないようですが、10月8日の強風で、羊蹄山麓は広い範囲で被害を受けました。

 
ご覧のとおり、大きな木が根こそぎです。

 
ひどい・・・。

 
至る所で、なんともむごたらしい姿が。

 
せっかくここまで育った木なのに、本当に痛ましい。

 
遊具も、使える状態ではなくなっているものもありました。

 
いつもは端から端までを歩く河川敷の遊歩道は、倒木によって完全に行く手をさえぎられ、途中で引き返さざるえませんでした。

 
既に、たかし像の周辺から、撤去作業は始まっているようで、真新しい切り株、のこ屑などが見られました。しかし、根こそぎ倒れた木はいったいどのように処理するのでしょうか・・・。
 
 
山すそにある、墓地の被害がもっとひどいと聞いて行ってみました。
 
 
ああ・・・、確かにこれはひどい。お墓に向かって木が何本も倒れかかっています。
 
 
とても強い風が、羊蹄山から吹き下ろしたようですが、これほどの被害は、お年寄りでもかつて見たことが無いそうです。お墓そのものは倒れていないことが、不幸中の幸いでしょうか。

 
この墓地でも、倒れた木を細断しては集め、おそらくは運び出して処分する作業が始まっているようでした。(この日は日曜日で、作業は行われていませんでした。)
 
 
全ての倒木を撤去するには、そうとうの日数と労力がかかるでしょうし、もし、そこに新たに木を植えて修復するとしたなら、原状復帰するまで何年も、いや何十年もかかることでしょう。
 
 
こんなに太い木でも倒れるのですから、自然の猛威を目の当たりにするとともに、処理に当たる役場のみなさんのご苦労が思いやられました。

 
早く美しい河川敷、静かな墓地がよみがえりますように。


 
 

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