はい、今日は、きのこの山に行ってきました。
この時期、恒例ですね。
狙いは、これです。
天然のエノキ。ユキノシタ、アシグロナメコとも呼ばれます。
ちょっと甘ったるい風味と、ぬめり、シャキシャキした歯切れの良さはサイコー。
万人に好まれるきのこの代表格でしょう。
しかし、スーパーで売られている栽培物は、天然物とは似ても似つかない姿です。
なぜだか分かりませんが、太陽の光に当てず、モヤシのように軟白栽培するからなんですね。
こちらは、天然のナメコ。
長~く糸をひくほどトロットロの強いぬめりと、コリコリした歯触りが大変ヨロシイ。
スーパーではこう・・・エノキよりは野生の面影を残しているかな?
で、お昼は鶏ダシで、冷たいナメコおろし蕎麦。
う~ん、うまい。思わずうなる美味しさ。
夜はきのこ鍋です。
いやいやはやはや、美味しかったなあ。
濃厚な鶏ダシ、きのこダシと。鶏ガラから出たコラーゲン、ナメコから出たムチンと。プルプル&トロットロ。
表現が「美味しかった」ばかりで申し訳ございませんが、今年食べた美味しいものベスト3には間違いなく入るというね。
ナメコはちょこっと大根おろしあえにも。
〆はうどんで。
実はこの鶏ダシは、北海地鶏のリーダーだった雄鶏のガラからとったものです。
最年長の彼は、肉鶏としては破格の1年半、生き、古株の雌鶏たちを引き連れて闊歩しておりましたが、先日、原因不明の突然死してしまいました。
いわゆるヒネ鶏、廃鶏ですが、このダシがびっくりするほど美味しかった!
鶏は飼育日数が長いほどうま味が増すとう説もあり、若い鶏とは、ダシのうま味がぜんぜん違いました。
和歌山県橋本市の商工会議所では、「ちょっとカタイ、どっとウマイ」をキャッチフレーズに、ヒネ鶏を使ったご当地グルメでまちおこしを進めているんですって。上手なキャッチだよね~。しかも、ゆるキャラが、ひねキング。(笑)
味も一番だった、リーダー。ありがとうね。
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