だいじょうぶなの?
いや、玄村長はそっぽ向いてるように見えますけど、背中で心配してるんです。
このトラクターが何をしているかというと。
アームの先端につけたコンテナまで、KJがするするっとよじ登って。
これこれ。そう、ヤマブドウです。
畑仕事の合間にヤマブドウを収穫していますよ。
ちょっとちょっとKJ、落っこちないでよ!
心配だなあ。
今年はヤマブドウが豊作です。粒も大きくて立派で、もしかしたらヴィンテージ年?
けど、収穫に夢中になるあまり、高い所にあるブドウをとろうとして、手をかけた枝が折れて落下しかけたことがあるそうです。気をつけないとね~。
この日もたくさんとれました。
こうして買い物かごに満タンにとって、家に帰ってからブドウのツブを房から一つずつ外していきます。
この手作業、かご一つ満タンだと、二人でも3時間以上かかる作業。
これを4リットルの焼酎びんの中に、ポロンポロンと六分目まで入れます。
そこに約2リットルの焼酎をそそいで一段落。
かご一つ満タンのヤマブドウから、ヤマブドウ焼酎が2本半できる計算です。
これは一日目のまだ色が出ていない状態。
二日目になると、ブドウの色が染みだしてきます。
こうして一週間程度、毎日、びんをふってブドウと焼酎がよくまざるようにし、あとはしばらく地下の倉庫で静かに置いて、年末には新酒として飲みごろになります。
毎年、ハンター仲間から大好評のヤマブドウ焼酎は、シカ猟後の宴会に欠かせません。
今年は6本つくりました。ヤマブドウを買い物かごで2つ以上とってきた計算になります。
KJ家の地下には何年も前につくったヤマブドウ焼酎も眠っています。
新酒も良いけど、この古酒がまた美味しいんだな~。
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