5月の連休は、農家は天気が良ければ畑仕事なので、遠出はできません。
働くKJを見守りながら、退屈でうたた寝をする玄村長。
というわけで、空き時間にパッと走ってこれる、ニセコ町の公園に行ってきました。
町のHPで、カタクリが見ごろだと紹介されていたからです。
下から見上げている限りでは、山の斜面は緑色で花の色など見えなかったので、カタクリはもう終わってしまったかと思いましたが、歩き始めるとじきに、道ばたに一気に現れました。
ちょうど、ニセコの駅を見下ろす斜面です。
道路の突き当りに見えているけど分かるかな?
この日は天気も良く、温泉や、アウトドア体験施設の拠点があるニセコ駅前は、たくさんの観光客でにぎわっていました。
下から見ると緑にしか見えなかった斜面は、実際にはエゾエンゴサクとカタクリの花が咲き乱れて、てっぺんまでずっと、絨毯のようにびっしりと埋め尽くされていました。
これが下からだと緑にしか見えなかったのは、花の色が地味だからでしょうか、それとも背丈が低いからでしょうか、不思議でした。
留寿都でもエゾエンゴサクは見かけますが、カタクリをこれほどたくさん見ることは珍しい。
この日は、急な坂道を歩くとすぐに汗だくになってしまうような暑い日でしたが、思いがけずに良い花見になって、玄ともどもとても嬉しかったです。
エゾエンゴサクにカタクリ、アズマイチゲも見事に満開。
急な坂道を登り切った上の広場には、これまた美しい羊蹄山を背景に、農場解放記念碑が。
裏面に回ると、「有島武開拓之 子有島武郎解放之」とあります。
この存在を知っていて来たわけではなかったのですが、なんだかとっても清々しい気持ちになりました。この時期限定の自然と歴史に触れる、散策路ですね。
で、こちら、花より(当然)団子の息子たち、です!
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