もう一か月近く前のことになってしまいましたが(汗)、GW中、日高までおつかいに行く、という仕事がありました。
農家らしく豪快に、トラックで行くおつかいです。
出発時、運転席でやる気満々でしたが、トラックというものは運転手さんの仮眠スペースがしっかりとあってとても広いので、すぐに寝入ってしまいます。
着いたところは「アルーダ」。
農家のみなさんにはお馴染みですが、農協組織が全道各地で、中古農機の展示即売をやっているところです。
トラクターのような農作業機械だけではなくて、タイヤからベルトコンベアから、なんでもそろうんですね。
どうやら農業男子には、見ているだけでも楽しくて、遊園地のようなところであるようです。
しかしワンコや女子にはさっぱり分からないし、見て歩いてオシッコかけても困るので、イマイチ・・・なので、商談が成立するまでトラックの中でおとなしく待っていましたよ。
ハイ、お買い上げ。
こうして、片道130km!のおつかいも無事に完了したので、帰る道すがら、100年記念公園(厚真町)というところがあったので寄り道しました。
ずっとトラックの中だったから、ちょっと退屈したよね。
こうした自然の中の公園に来ると、KJはいつも「留寿都と同じじゃん」、と言うけれど、知らないところをみんなで歩くのは楽しいよね。
GWの真っ最中に人っこ一人いないマイナーな?公園でしたが、小さな池と橋が整備され、コイやカルガモなんかもいました。
復元された屯田兵屋も。
屯田兵屋と農業男子と日本犬。いや、似合うわ~。
加えて桜。似合いすぎて、今、起きて出てきたこの家の住人みたいです。
れっきとした出張でしたが、ちょっとした旅気分ということで、長年の懸案だった「あつま豚丼」を食べて帰路につきました。
毎年、むかわや平取まではシカ猟に来るのですが、厚真にはなかなか縁が無くて。
けど、この丼からはみ出したてんこ盛りが見たくて、ずっと来たかったのです。
お味は・・・普通(笑) でも、目に楽しいから良いよね。
こぶしの湯(厚真町)の中にあるレストランで、お風呂に入らなくてもお食事だけでも利用できます。エゾシカを使ったメニューもありました。
帰り道、さすがはハンターKJ、ものすごく久しぶりにキジを見つけましたよ。
この中に3羽いますが、分かるかな?
ハイ、3羽。一番左がオス、右の2羽はどちらもメスです。
コウライキジは、狩猟のために輸入・放鳥されたトリです。オスの首に白い輪があることが特徴で、日本固有のキジとは異なります。
真っ赤な顔も目立って美しいトリですね。
オス
メスの方は極めて地味な羽色で、土の色とほとんど見分けがつきません。これも擬態の一種? 外敵から身を守る手段なんですね。
メス(2羽いますよ。)
今は猟期ではないので撃たれることもありませんが、この時、オスは2羽のメスを先に逃がして(飛ばせて)一番最後に自分が飛んで行きました。
「焼け野の雉子、夜の鶴」※と、親が子を思う情の深さの例えに使われるキジですが、親が子だけではなく、オスもメスを守るんですね、エライなあ。
オスに促されて逃げ出すメス
※「焼け野の雉子、夜の鶴」
キジは、野原 にある巣が火事で焼かれそうになると、自分の身の危険を省みずに子を守ろうとし、また 、ツルは、寒い夜は自分の羽根で我が子を包んでいたわるという。
子犬たちもすっかり大きくなって、母子がみんなそろって過ごせる時間もあとわずかです・・・。
(5月中旬の画像です(滝汗))
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