2016年5月30日月曜日

楽しいおつかい、母子の時間


もう一か月近く前のことになってしまいましたが(汗)、GW中、日高までおつかいに行く、という仕事がありました。

 
農家らしく豪快に、トラックで行くおつかいです。

 
出発時、運転席でやる気満々でしたが、トラックというものは運転手さんの仮眠スペースがしっかりとあってとても広いので、すぐに寝入ってしまいます。

 
着いたところは「アルーダ」。
 
 
農家のみなさんにはお馴染みですが、農協組織が全道各地で、中古農機の展示即売をやっているところです。
 
 
トラクターのような農作業機械だけではなくて、タイヤからベルトコンベアから、なんでもそろうんですね。
 
 
どうやら農業男子には、見ているだけでも楽しくて、遊園地のようなところであるようです。
 
 
 
しかしワンコや女子にはさっぱり分からないし、見て歩いてオシッコかけても困るので、イマイチ・・・なので、商談が成立するまでトラックの中でおとなしく待っていましたよ。
 

ハイ、お買い上げ。

 
こうして、片道130km!のおつかいも無事に完了したので、帰る道すがら、100年記念公園(厚真町)というところがあったので寄り道しました。
 
 
ずっとトラックの中だったから、ちょっと退屈したよね。

 
こうした自然の中の公園に来ると、KJはいつも「留寿都と同じじゃん」、と言うけれど、知らないところをみんなで歩くのは楽しいよね。

 
GWの真っ最中に人っこ一人いないマイナーな?公園でしたが、小さな池と橋が整備され、コイやカルガモなんかもいました。



 
復元された屯田兵屋も。

 
屯田兵屋と農業男子と日本犬。いや、似合うわ~。

 
加えて桜。似合いすぎて、今、起きて出てきたこの家の住人みたいです。

 
れっきとした出張でしたが、ちょっとした旅気分ということで、長年の懸案だった「あつま豚丼」を食べて帰路につきました。
 
 
毎年、むかわや平取まではシカ猟に来るのですが、厚真にはなかなか縁が無くて。
 
 
けど、この丼からはみ出したてんこ盛りが見たくて、ずっと来たかったのです。

 
お味は・・・普通(笑) でも、目に楽しいから良いよね。

 
こぶしの湯(厚真町)の中にあるレストランで、お風呂に入らなくてもお食事だけでも利用できます。エゾシカを使ったメニューもありました。
 
 
帰り道、さすがはハンターKJ、ものすごく久しぶりにキジを見つけましたよ。
この中に3羽いますが、分かるかな?
 

ハイ、3羽。一番左がオス、右の2羽はどちらもメスです。

 
コウライキジは、狩猟のために輸入・放鳥されたトリです。オスの首に白い輪があることが特徴で、日本固有のキジとは異なります。
 
真っ赤な顔も目立って美しいトリですね。

オス
 
メスの方は極めて地味な羽色で、土の色とほとんど見分けがつきません。これも擬態の一種? 外敵から身を守る手段なんですね。

メス(2羽いますよ。)
 
今は猟期ではないので撃たれることもありませんが、この時、オスは2羽のメスを先に逃がして(飛ばせて)一番最後に自分が飛んで行きました。
 
「焼け野の雉子、夜の鶴」※と、親が子を思う情の深さの例えに使われるキジですが、親が子だけではなく、オスもメスを守るんですね、エライなあ。
 
オスに促されて逃げ出すメス
 
※「焼け野の雉子、夜の鶴」 
キジは、野原 にある巣が火事で焼かれそうになると、自分の身の危険を省みずに子を守ろうとし、また 、ツルは、寒い夜は自分の羽根で我が子を包んでいたわるという。
 
子犬たちもすっかり大きくなって、母子がみんなそろって過ごせる時間もあとわずかです・・・。
 
(5月中旬の画像です(滝汗))
 
 
 
 
 
 
 


 
 
 

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