この日は、晴れていたけど強風で、羊蹄山には不思議な形の雲がかかり。
雪原と化した畑は地吹雪状態で、表面近くは飛んでくる雪が顔に当たって痛いほど。
それでも最初は快調に走っていたけれど。
目的地を前に、珍しく、途中で座り込んでしまった玄村長。
風に向かって立てば、目も開いていられない、尻尾も巻いていられないほどの強風だったので仕方がない。
しかし、何でまた、こんな天気の日に雪原を歩いていたかと言えば。
ハンター界では、荒れた天気のほうがカモはとれるというのが定説で、1月31日がそんな絶好のカモ日和となったため、急きょ、身内だけで、カモ・本当に本当の最終猟、を決行したのです。
水嫌いの玄村長は、通常、カモ猟には参加しませんが、ここのように、カモを陸上に撃ち落とす、あるいは、水に落ちたカモを釣り針で引っかけて陸上にほうり上げるような猟場では、がぜん、張り切りますね。
かみついて、でも持ち上げることはできないので、ひたすら後退(笑)、どこまでも運ぶ。
レトリバーにはなれませんが。
実に真剣な表情ですね。
帰り道。
犬もたぶん、獲物がとれて嬉しいという気持ちが伝わるんでしょうね。
羊蹄山を背景に、ひとしきり、喜びの舞です。
いつもの解禁レシピ(胸肉のローストをマイタケ、ネギを炒めたものと合わせて、おろしポン酢でいただく)とカモ蕎麦を美味しくいただきいながら、今季のカモ猟を〆ました。
強風の中を歩き疲れて熟睡する、玄村長。
人間たちは宴会ですが、水嫌いだけあって? カモも魚介類も甲殻類も・・・食べません。
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