留寿都や真狩では、毎年、畑が被害を受けます。
足跡が分かりますか?
KJの手と大きさを比べています。
通りすがりに多少食べられるぐらいなら、農家の人もがまんします。
まだ作物の無い畑ですが、
手前から奥に向かって歩いた跡です。
でもねえ・・・
真狩村の道の駅です。
これは、真狩村のとうもろこし畑に2週間以上も居座って、とうもろこしを3ヘクタール分も食べつくしてしまったクマ。
捕獲された時、駆け付けた猟友会の仲間たちや役場のみなさんの目の前で、このがんじょうな箱わな(檻)の鉄格子を手で曲げて脱走を試みる怪力ぶりを見せつけました。
対応が遅れれば、人身に被害が発生した可能性も否定できません。
根元から見事に曲げられた鉄格子。
クマが出るたびに猟友会が呼ばれます。
一方で、駆除されるクマがかわいそうという論調が根強くあります。
クマをめぐる報道を目にすると、この時のことを思い出し、いろいろと考えさせられます。
犬たちには本能的に危険が分かるのか、
たとえ檻に入ってはいても、クマには決して近づきません。
(2011年のクマ駆除のときの写真です。)
(2011年のクマ駆除のときの写真です。)
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