今時期は毎日、ニンジン畑の雪とばしが仕事のKJですが、注文との兼ね合いで急な休みができたので、玄米コンビを連れてお出かけします。
レヴは留守番、ごめんね。
ご存知無い方もいらっしゃると思いますが、オホーツクの毛ガニは、海明けの春先が旬です。
網走には、餅まきならぬカニまきが名物となっている、「春カニ合戦」と称する豪快なイベントもあるぐらいです。
なので、本当はオホーツクまで行きたかったのですが、一日だけのお休みではそのような時間的余裕も無く、ならば、ということで年中旬? カニめしの長万部を目指しました(笑)
途中、米(ヨネ)には初めてとなる、海を見せ浜辺を歩かせてみましたが、怖がりもせず、喜びもせずで、あまり関心は無いようでした。(ちょっと拍子抜け・・・)
カニめしと言えば、やはり元祖、日本で初めて駅弁カニめしを作ったという、「かなや」の駅前食堂です。
さりげなく、「まんべくん」もいます。
いつ食べてもどこか懐かしい、安定の味、カニめしに加えて、今はカニカレーやら、なぜかラーメンやら(メニューには、「味は普通」との添え書きがあって楽しい)もあったりするんですね。
カレーの味も、ごくごく普通に(笑) 美味しかったです。
そして、長万部と言えば、季節になれば、サクラの見事な長万部公園です。
ここのバンガローはワンコOK。
雪はすっかりとけていましたが、まだ営業開始前なので、広い公園をクン活したり、追いかけっこをして遊びました。
雪の無い、緑の芝生の上を走るのは久しぶりなので、力いっぱい、楽しそう。
久しぶりに、ボール投げもしました。
今のところ、先にボールに追いついて、持って来るのは100%玄ですね。
走るスピード自体は、もうヨネのほうが速い時もあるのですが、ヨネはボールを見て、あるいはボールの飛ぶ先を読んで走るということが、まだうまくできていないように思います。
どちらかというとヨネは、玄を追いかけて走っていますね。
そして運良くおこぼれにあずかったとしても、ボールを持って来るということはまずしません。
これでは回収犬(鳥猟の)にはならないなあ。もっともっと訓練が必要です。
玄ちゃんのキャッチ失敗変顔・変ポーズとヨネの追突?の決定的瞬間(笑) も写真に撮れて、大満足の長万部公園。サクラの季節にまた来たいねえ。
この日はけっこう寒かったので、マチナカの長万部温泉で温まって帰ります。
ご覧のとおり、ものすご~く鄙びたたたずまいですが、ワンコOKの宿もあったり。アッツイお湯に、ひねるのではなく押す方式の蛇口(お湯と水が分かれている)、番台のあと(今はいません)、地元のみなさんがキープしているお風呂道具と、昭和の銭湯感たっぷりの温泉でした。
それからこの日、温泉の駐車場に出てみると、大きな荷物を積んだ道外ナンバーのトラックが何台も停まっていて、魚かねえ、なんて見ていたのですが、どうもハトの声が聞こえるような気がして。
近づいて良~く見ると、本当に、7~8階建ての巨大な鉄ゲージに、ハトが満載されていたのでした。ビックリ!ハトのマンションの引っ越しでしょうか?
ちょうどエサやりの時間だったようで、長~いといにトウモロコシ、貝がらなどのエサを入れてケージに差し込んでいきます。
実はこちらのみなさんは、競翔(鳩レース)をやるみなさんで、関東からトラック7~8台、合計約1万羽ものレース鳩を積んで、競技のため北海道に来たのだそうです。初めて見ました。
早朝に長万部の海岸から一斉にハトを飛ばして、千葉など関東各県まで800キロの距離を、早いハトではその日の夕方に帰りつくとか。エライものです。
それでも、過酷な長距離レース。途中、海に落ちたりなどで、家に帰り着くことができるハトは約半分に過ぎないとか、ハトも血統で取引されるとか、この世界も高齢化で担い手不足なんだとか、色々なことを教わりました。勉強になったなあ。
1万羽を放鳥する瞬間が見たかったですが、どうやら悪天候(強風)で、スタートの日が延期されたようです。みんな無事に帰ってほしいと願いを込めて、トウモロコシをあげました。
ハトが驚くといけないので、犬は近づけませんでしたが、そんなこんなで、盛りだくさん、楽しかった長万部ドライブ。どうやらエムも、じゃなかったヨネも、満足してくれたようですね。
帰路では珍しく、腕をからめて2匹、寝ていました。
おやすみなさい。良い夢見てね。
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