2016年9月8日木曜日

出産


8月18日の深夜から翌19日の早朝にかけて、トキメは4匹の子犬を無事、出産しました。

出産直後
 
第1子は黒オスでした。
不思議な符合でしたが、、前回、ふぅちゃんとの交配・出産の際、生後1日で早逝してしまった長男(黒オスでした)が、生まれ変わってもう一度、私たちのところに来てくれたのだと思いました。

1日半後
 
そして・・・、続く第2子、第3子、第4子は・・・、すべてがメス!赤のメスでした。
 
 
私たちにとって、出産を扱うことは初めての経験で、疑問なこと、心配なことだらけでしたが、獣医さんや加我さん、そして師匠と仰ぐOさんに事前に色々と注意事項を聞いてのぞみました。
 
特にOさんには、出産の最中、夜中も、メールのやり取りで疑問に答えていただきました。
 
 
 
トキメ自身が経験豊富なだけあって、出産は総じて順調でしたが、鼻に水が入った(ように見えた)子の鼻を吸ったり、乳をなかなか飲みたがらない子を30分間にわたって乳房につけ続けたり、第4子は第3子の誕生から2時間半以上たっても生まれなくて、明け方にトキメを外に連れ出し歩かせて産気づけるなど、一睡もせずにケアをし、見守りました。
 
 
引き続き、生後3日間が最大の危険期間ということで、仕事を休み、念願のメス子犬を含む、せっかく授かった4匹の貴い命を、一つたりとも失うことの無いよう、交代で24時間介護、夜間はKJが寝ずの番を務めました。
 
(KJは子犬を見守るかたわら、徹夜でゲームをつづけたので、ポイントがぐんぐんのび、なんと全国2位になるという余禄?がついてきました(笑))
 
 
その後は昼間は家族に見守りをお願いし、夜はKJがケージのすぐそばで寝て、子犬が鳴けば直ちに目を覚ますようにして世話をつづけました。
 
実際、子犬は、トキメの背中側に回ってしまい身動きが取れなくなって騒いだり、暑いと言っては?うるさく鳴くので、その都度、急いで救出したり、窓の開閉や扇風機を使って温度管理をしたり、また、ほうっておくとあまり乳を飲まない子犬もいるので、毎日体重を測定しながら、増体の悪い子犬は人手で乳房につけるようにしました。
 
9日後
 
妊娠中はフードをなかなか食べなかったトキメですが、出産直後から別の犬になったように食欲が増し、ふだんの2倍以上を食べ、玄の食べ残したエサも食べ、さらにシカレバーやヨーグルトも好んでガツガツと食べました。
 
ちょうど、北海道らしからぬ暑さと湿度の中の子犬育てになり、食欲が落ちることを心配しましたが、トキメは暑くて一日中ハァハァしていても、フードを良く食べ体重が減ることはなく、子犬たちもグングン大きくなりました。
 
 
授乳中に必要なエサの量や、出産後の犬は全換毛といって毛がごっそりと抜けることなど、知らないこと、驚くことばかりで、一つひとつ、Oさんたちに確認しながら進みました。

 
こうして、次の危険期間と言われる1週間もなんとか乗り切ることができました。


 
 
 
 
 
 
 


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