(それにしても、何頭とったらシカは畑に出て来なくなるのでしょうか・・・)
ということで、本日はシカ関係者と謝肉祭。
狩猟や有害鳥獣駆除で得た鳥獣の命を、すべて有り難くいただきます。
(メニューに書き忘れておりますが、カモもローストしました。)
北海道らしく豪快に、ドラム缶の中に薪を入れ、薪火でロースト、というよりスモークですが。
命は美味しくいただくことこそが供養。
ウサギの脚(★)も焼きあがりました。
左が前脚、右が後脚ですね。
スモークの力ですべての肉が、臭みも消え、ワイルドかつ上等な味わいになります。
今回は、TVにも出演しているAシェフによる、エゾシカのロースト、タヌキ汁もありました。
タヌキ肉をいただくのは全員が初めてで、臭いという先入観もあったので恐る恐る口に運びましたが、まったくニオイもクセもなくて、確かに肉は硬いのですが、それはパサついた嫌な硬さではなく、コリコリと噛みしめるほどにじんわりと味の出る、イノシシ肉の筋張ったところにも近いような、美味しいと言って良い部類の肉でした。
正直、驚きました。小学生の子どももしっかり食べていました。
KJによる適切な解体処理(捕獲後はできるだけ早く、血と内臓を抜き、冷却することがかんじんです。)とAシェフのプロの料理のわざのたまものではありますが、本日一番好評だったのがタヌキ汁です。
たぶん昔の人たちも、こうして大事に食べたのでしょう。(ただし、皮を剥ぐときは非常に臭いです。それが理由で今は食べられないのかもしれません。)
イノシシ肉とキンピラにしたフキ以外にも、近隣でとれるウド、山わさび&葉わさびに、タモギダケのお味噌汁もありました。
(すみません、写真の撮り忘れが多数です・・・)
葉わさびは、ローストした野獣肉を包んで食べるのに最高だった。
その茎をきざんで味噌とあえたものも、野獣肉につけて食べるのに最高でした。
地元のワインもどんどんあいて、にぎやかに、いただき、送りました。
今年も安全第一で、良い猟、確かな駆除ができますように。
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