2023年12月16日土曜日

【柴犬・ドッグショー】「北天の千瑚」号&「笑陽」号 チャンピオン完成しました。

 

ご報告がすっかり遅くなってしまいましたが、この夏、羊蹄柴道場の2トップ、「北天の千瑚」号と「笑陽」号が、ともに、JKCのチャンピオン完成しました。

写真を撮り忘れて手書きです(汗)

チコちゃんは、既にジュニアチャンピオンを完成していましたが、いよいよ大人の仲間入りをして、この夏の北海道シリーズを、初戦から4戦戦って取りこぼしなく、完成。

4枚のカード中、3枚がメジャーカードとなりまして、「とても豪華な感じ」で完成させていただきました。


そして、ビーくんも、夏休みの旅行を兼ねて(失礼!)行った、青森での2日間、3戦戦ってよもやのカード3枚ゲットでリーチとなり、急きょ、日本犬保存会・秋田支部展の前日ではありましたが、北海道での最終戦にエントリーして、見事、4枚目のカードをゲットし、チャンピオン完成することができました。



今、振り返ってみても、暑い暑い、ドラマチックな夏でありました・・・

青森では、ウィナーズ戦でチコちゃんとビーくんが対決するという、しびれるような出来事もありました。

ふるえながら、チコちゃんのハンドリングを、子犬のとき短期留学させていただいたI学校のI師匠にお願いをし、KJがビーくんをハンドリングして挑みました。


結果は、当然のようにチコちゃんの圧勝でした。しかし、目の前でこのような瞬間を見ることができるとは、予想だにしていませんでした。感動しました。眼福でした。


青森でのW受賞と、日本犬保存会・北海道支部展での1・2フィニッシュ。

この夏は、サプライズつづきで、ドッグショーや展覧会の楽しさを改めて実感することができたシーズンになりました。



・・・が、しかし・・・、その後は残念ながら、発情や換毛などが重なり、期待通りの結果を出すことはできませんでした(涙)

「やったことが、良くも悪くも結果に出る。だから犬は面白い。負けるのは犬のせいではなく人のせいだ!」・・・by 強がりKJ

頑張ってもサボっても。泣いても笑っても。結果は正直ということ。

あっという間の1年間でしたが、次の闘いは、もうすぐそこです。
来年も、頑張りましょう~!

(オマケ)
暑かった青森の、熱かった夜。津軽三味線の生演奏付き居酒屋。唄って踊って、初めてフジツボを食べて(笑)。楽しかった~!













  






















2023年10月9日月曜日

今年も、猟期が始まりました。


家のベランダから見る羊蹄山が冠雪しました。こうなると、平地の初雪も近いということ。
ちょっと前まで、暑いと文句を言っていたのに、季節の移り変わりは本当に早いですね。


そうした中、北海道では10月1日から猟期が始まり、村の猟友会でも恒例の解禁猟を楽しみました。
今年は、池の草刈りの時からカモが多そうだと聞いていましたが、獲物の数はゆうに10羽を超え、実に10数年ぶりの大猟となりました。

左:カルガモ、右:マガモ、上:コガモ

池に落ちたカモの回収は、フラットコーテッドレトリバーのレヴくんの担当。
12歳になり、この夏は長い病院通いもありましたが、まだまだ現役、立派なものです。


こうして久々に多くのカモたちが来てくれたのは、自然界ではトリインフルエンザの猛威がおさまりつつあるということなのでしょうか。(だと良いのですが・・・)
鍋からあふれるカモたちを見ると、とても豊かな気持ちになります。


弱火で両面をじっくりとローストしていきます。
なんて幸せな香り!


胸肉をはずしたガラは、ことこと煮込んで出汁をとります。
宴の〆のカモそばになるまで、水の量が1/3ぐらいになるまで6時間以上はかけたでしょうか。濃厚な天然のカモ出汁とチー油ならぬカモ油。これは美味しいに決まっています。


解禁の宴の始まりは、カモの胸肉のローストにたっぷりのマイタケとネギを炒めたものを乗せ、大根おろしをかけてポン酢じょうゆでいただく「解禁レシピ」と決まっています。


砂肝とハツはアヒージョになりました。



サンファーム産キタアカリ(馬鈴薯)とチーズのフライドポテトも登場。


宴の〆は、王道の「カモそば」。
村の猟友会の新メンバーが、「めちゃくちゃ美味しい」「ハンターやってて良かった」「留寿都に来て良かった」と、感動する美味しさ!天然のカモのおそばは、お金を出せば食べられるというものではありません。


解禁の日のレシピの数々は、同じくハンターであるマッカリーナのシェフから教わったもの。ハンターでなければ食べられない、解禁の食卓。
何より自然のめぐみに感謝しながらいただき、楽しい夜はふけていくのでした。


さあ、今年も猟期が始まりました。
ハンターのみなさん、安全第一でがんばりましょう~!




 


2023年10月5日木曜日

【柴犬・展覧会】日本犬保存会 令和5年度秋季・青森支部展覧会 & 二ツ森貝塚


青森県十和田市で開催された、日本犬保存会・青森支部展覧会に行って来ました。
審査員は、矢野富男先生(岐阜)、真野邦彦先生(静岡)。出陳頭数は85頭です。


羊蹄柴道場からは、チコちゃん(北天の千瑚号)、ビーくん(笑陽号)の2頭出し。
チコちゃんは壮犬2席・壮犬賞をいただくことができ、3審に進みましたが、本部賞には届きませんでした。ビーくんは残念賞でした。
(入賞犬の一覧については、最後に書いてあります。)

チコちゃんの3審(左端)

さて、今回、個人的にいちばん嬉しかったのは、展覧会からの帰り道で、長年の念願がかなって「二ツ森貝塚」を見学できたことです。


ご存知のとおり、貝塚は、縄文時代の人類が食べた貝の貝殻、動物の骨、角などが腐らずに残り、積み重なって層をなした状態で発掘された遺跡です。


二ツ森貝塚には、15か所の貝塚、複数の竪穴建物跡、貯蔵穴、お墓などが含まれ、遺跡全体の面積が35万㎡に及ぶ、青森県で最大規模の、貝塚を伴うムラの跡とされています。


そして、この遺跡で特筆すべきことは、人間の手でていねいに埋葬された、幼い犬の骨がほぼ完ぺきな形で出土していることなのです。


これにより、縄文時代から犬は人間にとって特別な存在だったこと。


すなわち、他の動物と違い、食料ではなく、ともに狩りをし、いっしょに暮らす大切な仲間であったことが分かるとされています。


飼い主はどんな人だったのだろう?
何千年も前の今日、一人と一匹はここでどういう景色を見ていたのだろう?
この子はどうして亡くなり、飼い主はどんな思いで埋葬したのだろう?


そんな太古の時代からの、ヒトとイヌとの変わらぬ絆を思うと、胸が熱くなります。
ヒトとイヌの聖地と言いたい「二ツ森貝塚」。犬たちと来れて良かったです。


ちなみに、二ツ森貝塚のキャラクターは「しぇり~ぬ」という、柴犬?のようでした。
館の人によると、今後、グッズも作りたいということでしたので、期待しましょう。


最後に、入賞犬(小型のみ)です。丸数字は席次、本は本部賞です。
なお、あくまで個人的メモですので、正しくは主催者にご確認ください。

【小型・雄部・若一組】
 ①櫻葵錦 利府櫻井荘 櫻井信幸(宮城県)
 ②風天ノ虎 四国末廣庵 木村元美(福島県)
 ③葵の天竜 青州一和荘 宮古和雄(三沢市)
【小型・雄部・若二組】
 ①万王錦 札幌加我荘 佐藤武明(秋田県)
 ②加我乃福竜 札幌加我荘 津嶋 剛(秋田県)
 ③黒王 青州一和荘 宮古和雄(三沢市)
【小型・雄部・壮犬組】
本①紅獅子 北海神龍荘 貫野政彦(大阪府)
 ②萩若丸 天王真明荘 真田明男(秋田県)
【小型・雄部・成犬組】
本①芦田の秀丸 福山芦田荘 宮川清博(北海道)
 ②芦田の鈴王 福山芦田荘 根岸隆夫(十和田市)
 ③一の赤龍 青森今田荘 平野武志(平内町)
 ④浜大五 三沢市良荘 種市良司(三沢市)

【小型・雌部・若一組】
 ①我智姫 札幌加我荘 加我秀一(北海道)
 ②松香姫 石巻日和犬舎 橋上光治(岩手県)
【小型・雌部・若二組】
 ①北天の憂歌 埼玉加藤 加藤英敏(北海道)
【小型・雌部・壮犬組】
 ①加我の栗琳 札幌加我荘 加我秀一(北海道)
 ②北天の千瑚 埼玉加藤 奥田健治(北海道)
【小型・雌部・成犬組】
本①瀬戸の亜矢 瀬戸内小林荘 金橋國隆(青森市)
本②渋沢の紅花 宮城磯崎荘 加藤幹弘(宮城県)
 ③黒鈴妃 青州一和荘 長谷川茉穂(秋田県)
 ④桜吹雪 桜ふぶき荘 須藤 實(青森市)
 ⑤黒秋女 青州一和荘 長谷川茉穂(秋田県)
 
審査していただいた先生、主催者、関係者のみなさま、応援していただいたみなさま、どうも有り難うございました。

羊蹄柴道場の挑戦、次は東北連合展。そしていよいよ全国展です。

もう一度、フンドシをしめなおして!? 頑張りましょう!!



2023年9月25日月曜日

【柴犬・展覧会】日本犬保存会 令和5年度秋季・秋田支部展覧会

秋田県大館市で開催された、日本犬保存会の秋田支部展覧会に行って来ました。
出陳頭数は82頭。
審査員は、佐藤大輔先生(東京都)、中沢剛先生(長野県)です。


羊蹄柴道場からは、小型・雌部・壮犬組に「北天の千瑚」号(チコちゃん)と、成犬組に「笑陽」号(ビーくん)の2頭を出陳。

ビーくんが成犬3席・成犬賞をいただくことができました。
チコちゃんは残念賞でした。

以下、入賞犬です。本は本部賞、丸数字は席次です。(小型のみ)
あくまで個人的なメモですので、正しくは主催者に確認してください。

【小型・雄部・若一組】
 ①紅幸 宮城遠藤荘 遠藤 正(宮城県)
 ②櫻葵錦 利府櫻井荘 櫻井信幸(宮城県)
 ③風天ノ虎 四国末廣庵 木村元美(福島県)
 ④克己竜 札幌加我荘 加我秀一(北海道)

【小型・雄部・若二組】
 ①加我乃福竜 札幌加我荘 津嶋 剛(大館市)
 ②山法師 美都常磐荘 五位渕政美(茨城県)
 ③季樹丸 いわや荘 岩谷準子(千葉県)

【小型・雄部・壮犬組】
 ①瀬戸の市 ふかさく荘 五位渕政美(茨城県)
 ②萩若丸 天王真明荘 真田明男(潟上市)
 ③紅獅子 北海神龍荘 貫野政彦(大阪府)

【小型・雄部・成犬組】
本①北天の紅中 埼玉加藤 加藤英敏(北海道)
本②出羽ノ福龍 長谷部荘 長谷部信勝(山形県)
 ③芦田の紅大 福山芦田荘 宮川清博(北海道)
 ④浜大五 三沢市良荘 種市良司(青森県)
 ⑤中堤の龍神 岩手一条荘 一条邦夫(岩手県)

【小型・雌部・若一組】
 ①我智姫 札幌加我荘 加我秀一(北海道)

【小型・雌部・若二組】
 ②北天の優香 埼玉加藤 加藤英敏(北海道)

【小型・雌部・壮犬組】
本①彩虹の初夏 汐の彩虹荘 鈴木まゆみ(宮城県)
 ②加我の栗琳 札幌加我荘 加我秀一(北海道)

【小型・雌部・成犬組】
本①瀬戸の亜矢 瀬戸内小林荘 金橋國隆(青森県)
 ②渋沢の紅花 宮城磯崎荘 加藤幹弘(宮城県)
 ③笑陽 羊蹄柴道場 奥田健治(北海道)
 ④黒鈴妃 青州一和荘 長谷川茉穂(潟上市)
 ⑤神武の涼姫 高原末永荘 藤田三男(青森県)
 ⑥犬誠の椿姫 北海神龍荘 大谷 実(北海道)

チコちゃんの1審

ビーくんの1審

ビーくんの2審

第1グループに呼んでいただき

並びです
左から、①瀬戸の亜矢→②渋沢の紅花→③笑陽

素晴らしい晴天で、秋らしからぬ高温の中、審査していただいた先生方、開催していただいた主催者、関係者のみなさま、応援していただいたみなさまに感謝申し上げます。

ビーくんもチコちゃんも、KJも、暑い中、良く頑張りました!
また来週も頑張りましょう!


2023年9月18日月曜日

【柴犬・展覧会】日本犬保存会 令和5年度秋季・北海道支部展覧会

 

北海道の日高町で開催された、日本犬保存会「令和5年度秋季・北海道支部展覧会」に行って来ました。

羊蹄柴道場からは、ビーくんこと「笑陽」号が見事、成犬1席・成犬賞・日保本部賞・北海道知事賞を受賞!
チコちゃんこと「北天の千瑚」号も壮犬1席・壮犬賞・道内最高賞をいただくことができました!


以下、入賞犬です。(小型のみ)
ただし、あくまで個人のメモなので、正式には主催者にご確認ください。

【小型・雄部・若一組】
 ①克己竜(札幌加我荘) 加我秀一(札幌市)
【小型・雄部・若二組】
 ①犬閣の龍世(下総春駒荘) 小森 悟(伊達市)
【小型・雄部・壮犬組】
 ①紅鷹錦(北海神龍荘) 田中 幸(苫小牧市)
【小型・雄部・成犬組】
本①芦田の秀丸(福山芦田荘) 宮川清博(北斗市)
 ②輝光(讃岐水本荘) 布目九一(釧路市)
 ③北影の誉(北影寿荘) 影山寿男(岩見沢市)
【小型・雌部・若一組】
 ①我智姫(札幌加我荘) 加我秀一(札幌市)
 ②小梅(北海北秀荘) 石田倫康(札幌市)
【小型・雌部・若二組】
 ①北天の憂香(埼玉加藤) 加藤英敏(七飯町)
【小型・雌部・壮犬組】
 ①北天の千瑚(埼玉加藤) 奥田健治(留寿都村)
 ②鈴華姫(蝦夷高雄荘) 高木信雄(帯広市)
【小型・雌部・成犬組】
本①笑陽(羊蹄柴道場) 奥田健治(留寿都村)
 ②神武の一里(高原末永荘) 小森 悟(伊達市)

今回、出陳頭数は全部で39頭。本部賞は、小型オス・メス・中型合わせて2本。
審査員は上田諭先生(茨城県)でした。


羊蹄柴道場からは、チコちゃん(壮犬)とビーくん(成犬)の2頭を出陳。

チコちゃんこと、「北天の千瑚」号の1審

ビーくんこと、「笑陽」号の1審

チコちゃんもビーくんも、この夏はJKCで活躍できていましたので、ひょっとしたらひょっとするかも!?の期待どおりに、チコちゃんが壮犬で1席。ビーくんも成犬で1席をとってくれます。

チコちゃんの2審(左から壮犬雌①北天の千瑚→②鈴華姫)

ビーくんの2審(左から成犬雌①笑陽→②神武の一里)

3審は、KJはビーくんを持ち、チコちゃんのハンドリングを急きょKさんにお願いして、小型オス・メスの代表に中型の代表を加えて、8頭が輪になって2本の本部賞を争います。

オス側右から 成犬②輝光→①芦田の秀丸→壮犬①紅鷹錦

メス側左から 成犬②神武の一里→①笑陽→壮犬②鈴華姫→①北天の千瑚

8頭の中から第1グループの3頭に、ビーくんとチコちゃんが呼び出された時には、さすがにシビレました。
この3頭の中から2本の本部賞が決まります。ビーくんなのか!?チコちゃんか!?

左から 成犬雌①笑陽→壮犬雌①北天の千瑚→成犬雄①芦田の秀丸

結果、成犬雄①「芦田の秀丸」号と成犬雌①「笑陽」号が、見事、本部賞を受賞しました!

最初から最後まで、ハラハラ・ドキドキしっぱなしの一日でした。
(緊張しすぎた?KJは、帰宅後に発熱して寝込んでいます(笑))


「うちのワンコ」どうしで、本部賞を争うことができるなんて、そうそうできる経験ではないと思います。

チーム「羊蹄柴道場」、ビーくん、チコちゃん、KJ頑張りました!本当におめでとう!
急きょハンドリングしていただいたKさん、有り難うございました。


審査していただいた上田先生、主催者である北海道支部役員・関係者のみなさま、応援してくださった多くのみなさまに感謝申し上げます。

秋の展覧会シーズンは始まったばかりです。また来週も、頑張りましょう!