さて、裂傷治療のために14日に切断をした玄村長の肉球ですが。
11月14日
その後、1週間つづけて、抗生物質を投与し、軟膏を塗って、できるだけ歩かせないようにしていた(歩くときは赤い靴)ところ、次第に周辺から皮膚が盛り上がって再生してきました。
11月21日
順調に回復しているということで投薬は終了し、獣医さんからススメられたのが、温泉療法です。
幸い、留寿都には村内に温泉があり、また周辺にも温泉はたくさんあるので、ぐるっと回って集めてきました。岩内の大浴場で、KJが焼酎の4リットルペットボトルにお湯をくむのは、なかなか目立って不審の眼差しで見られたようですよ。洞爺湖は温泉街に足湯があるので簡単です。
左から、留寿都、洞爺湖、岩内の各温泉
ネットで調べると、切り傷に効く温泉の泉質は、塩化物泉や硫酸塩泉(マグネシウム、カルシウム、ナトリウムなど)だそうですが、今回集めた3種類の温泉はすべてそれらに該当します。
毎日、日替わりで温泉を選び、レンジで30秒間加熱します。
そして足浴。
温かくて気持ちが良いのではないかと思うのですが、本犬は何しろ水が大嫌いなので、これはそうとうに我慢している状態ですよ。
それでも何とか数分間は我慢してもらいます。
ようやく解放されると温泉につかっていた足を、舐めて舐めて舐めまくりですが、果たしてこれは良いことなのかどうか。でも、今のところお腹をこわしたりはしていません。
そうしてさらに1週間がたったら、ほら、どうでしょう?もうほとんど、どこが傷だか分からない状態ですね。治りの速さに獣医さんもびっくりしていましたが、これが温泉パワーなんだということです。
11月28日
良かった、良かった。もう赤い靴なしでも歩けそうです。KJの出猟に間に合って本当に良かったね!
28日、獣医さんから帰る車中で。